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寝台特急941/福田 和美

秋晴れの11月9日(木)午後9時41分上野発、『寝台特急あけぼの』で秋田へ上野駅からは六人が乗り次の停車駅(大宮)で三人が乗り込んだ。これで今回の旅行参加者全員である。荷物を整理した後は早速、買い込んだビールと所長から差し入れのワインを開けて寝台車の通路で宴会が始まった。まさかこんなところでと…思ったが、これが結構良もんだ。これからの旅行を盛り上げてくれる、午前1時に宴会は終了した。(周りのお客さんを気にしながら)もちろん寝台車は個室であるクラッシックを聴きながら寝ようとするがなかなか寝つけない、うとうとしていたら朝の六時、もうすぐ秋田。やっと最初の目的地秋田に着いた。やはり秋田は寒いなあ!ここでセーターを着込んだ。近くの秋田市民市場で朝食(鍋焼きうどん)を注文した、寒い時は暖かいものに限る。次の電車まで時間があるので朝食後、千秋公園のお掘りを散歩していたとき次第に雨が降ってきた、寒い、寒い暖いところに行きたいと足早やに秋田駅に向かった。ここでコーヒータイム(ロッテリアにて)ほっと一息とても良い気分。

 秋田駅を午後9時25分発次の目的地角館へ秋田新幹線で45分角館である。角館駅に下車しロータリーに出た、とても心が落ち着くところであった。ここで2グループに分かれ私は、角館武家屋敷(小田野家・河原田家・角館武家屋家敷資料館・大村美術館・石黒家)を見て回った。途中、秋田犬を見つけ渋谷駅の忠犬「ハチ公』を思い出した、角館駅を後にして田沢湖駅へ向かった。駅からタクシーで田沢湖ハーブガーデン「ハートハーブ」に行き、そこにはかわいいうさぎが二羽いました。その後、早足で田沢湖遊覧船(15時出航のため…)に向かった。帰りはバスに乗り電車の出発時間まで少し時間があったので秋田名物(きりたんぽ)を食べた。

盛岡に到着、ホテルまでタクシーで行きタクシーの運転手さんがおしゃべり上手で時間を忘れ、あっという間にホテルへ到着。さっそく部屋に案内され宴会時間まで一時間余り、風呂に入ることにした。風呂は、湯加減も良く全身を伸ばしてくつろげた。宴会では、宴会部長ということで楽しい企画を用意しました。チェックザチェック・ピッタシカンカン・ピンポンいらっしゃいませ・七転び八起き)、特に、ピンポンいらっしゃいませが好評、用意するものピンポン玉4個・コップ2個で、2組のペアで畳の上にコップを倒して置き、畳の上に置いたピンポン玉を吹いてコップの中にピンポン玉を2個先に入れれば勝ちというゲーム。ピンポン玉をコップの中に入れるところが一番難しいところです。宴会も終わり二次会のカラオケ(演歌あり、フォークあり、ロックあり)等で歌っていましたが、途中から妙なことで競っ合い優勝者は田辺さんでした(妙なことについては、ご想像におまかせします)。これで、普段のストレスも解消され、後はぐっすり寝るだけです。目覚めとともに朝風呂に直行。快晴の天候に恵まれ岩手山も雪化粧し、1階の朝食の会場から良く見えました。11月11日は、観光バス「あねつこ号」で繋ぎ温泉から(盛岡市中央公民館郷土資料展示室→盛岡橋本美術館→啄木望郷の丘→わんこそば→盛岡城跡)と4時間20分のバスの旅、途中石川啄木望郷の丘では石川啄木の像と同じポーズで記念写真を撮影、わんこそばは、41杯とあまり食べれなかった。あねっこ号は盛岡駅に到着・・・

盛岡駅を後に新花巻駅へ、いよいよ宮沢賢治に会いに心浮き浮き宮沢賢治記念館は、環境、信仰、科学、芸術、農村、総合、資料の7部門に分けて展示、その後近くの宮沢賢治童話村、“ファンタジックホール”“宇宙”“天空”“大地”“水”の5つのゾーン毎に賢治童話の世界が再現されています。2泊3日の旅行を通して地元の方々の暖かさに触れながら楽しい楽しい思い出のミレニアム旅行になりました。

新たな21世紀に向けて寝台特急941は出発します。

2002年 さかみち 9号より
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