ネット・さかみち

妹の子/仲島 弥乃

私には、3歳の姪っ子がいます。私にもすごく懐いてくれいて、たまに自分の子かなと思ってしまう時があります。1歳半くらいまでは、私の事もママと呼んでいました。その当時、彼女の中では、"私と妹がママ・妹の旦那と私の父親はパパ・母親はババ"という微妙なグループ分けがされていました。最近は色んな事を覚えてきたので、一生懸命お話してくれてとてもかわいらしいです。歌うのが好きで、よくこれでもか、というような大声で歌っています。歌いながらいつも踊るのですが、最後の決めポーズが最高です。

少し前まで、彼女のライバルは実家の猫でした。いつもひざの上に座るのを争ったり、やきもちを焼いたりしていましたが、最近は猫のお姉さんになったような意識を持ったらしく、抱っこしたり、かわいがっては顔に生傷を作っています。ちょっと跡が残りそうな傷もあるので、女の子だし心配だなと思います。

妹が仕事に行く平日の昼間はうちの実家に預けられているので、母と2人楽しく過ごしているようですが、母曰く、誰か他の人がいると、急に母が敵になるそうです。母はそれがちょっと悔しいようで、時々私に訴えてきます。特に父が帰ってくると、誰の言うことも聞きません。すごく甘やかしているので困ったものです。

いつも母と長時間一緒に過ごしているため、口調や行動が母にそっくりで、よくドアや鏡、床などを布巾やモップで掃除する真似をして遊んでいます。よく見ているなと思って感心すると同時に、変なこと覚えたら困るから気をつけなくちゃ、と反省もします。この先どんな風に育っていくのか、とても楽しみです。

2006年 さかみち 13号より
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