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ぎゅっとした年/中川 美弥

 今年は、いろいろぎゅっとつまった年でした。
といっても、まだ八カ月しかたってないのですが・・・。

 今年四月に本を出しました。
事務所の横島さんとの共著で、『「子育て」支援ガイドブック』です。
もともとは、セミナーをしようと横島さんが作った原稿が、本になりそうなほどのボリュームで、代表から「本にしてみたら」という一言があり、いろいろな出版社に企画書を出してみて、中央経済社様とのご縁を頂いたのがきっかけです。
 私は、実際に子育て経験者ということもあり、そのお話に乗っからせていただきました。
書き始めたのは、昨年の十月くらいだったと思いますが、本の半分弱の担当とはいえ、文章を書くことは結構大変でした。
まったくの白紙の状態に文字を書いていくということがこんなに大変なのかと、途中でいやになったこともありましたが、締め切りに追われ、どうにか、二月くらいに書き終えました。
お互いにチェックをするのも大変でしたが、やっと出版社に出してほっとしたのもつかの間・・・。
原稿が戻ってきて、校正です。

 出版社の編集者の方は本当に細かく、チェックしてくれていて、プロだなあとつくづく思いました。
私は、細かいチェックが苦手なので、頭が下がる思いです。
これを何回か繰り返して、ようやく、OKということで、本の内容が完成しました。

 その後は、表紙をどんなものにするか、色は、字体は、ということで、書店でどういう表紙が目立つかなどのリサーチをし、子育て関係だから、やわらかい雰囲気がいいよね、ということで、ベージュ、ピンク、パープル系の優しい雰囲気の本に仕上がりました。
書店で、本を探しに行って見つけた時、自分の書いた文章が、本として売られていることに感動しました。

 「子育て支援」は、これからの時代、非常に大切なキーワードとなってきます。
女性の社会進出や、不況で共働きが増える中、子育てでキャリアがとだえることになっては、優秀な人材をみすみす逃すことになりかねませんし、子どもを産まないという選択が増え、少子化が一層すすんでしまうでしょう。
国と企業が一体となって、子育て支援を行っていくことが、経済の発展につながり、企業も不況の苦しさから脱却できるのではないかと思います。
もちろん、子育てだけではなく、介護も重要なキーワードになってくることは間違いありません。
次は、介護の本かな、と話したりしています。

 その後、この本を書いたからというわけではないでしょうが、妊娠いたしまして、八月末からお休みをいただきます。
自分の本を参考に(笑)、来年四月には、保育園に入れられることを願って、復帰し、仕事と家庭の両立を目指していきます。
今回の本の出版で一人でも多くの方が、子育てと仕事の両立ができる社会環境が整うことを願っております。

2012年 さかみち 19号より
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