ネット・さかみち

ある日の会話(平成二六年夏)/栖原 圭子

私にはお馬鹿な娘(中学二年)と、のほほんとした息子(高校一年)がいます。

ある日の会話 その一
娘「先生への暑中見舞い書いたから見といて」
夏休みの国語の宿題だそうだ。
私「どれどれ。えーと、夏休みの○月○日にバレエコンクールの予戦がありました。私は追加することができとてもうれしかったです。(以下略)」 「予戦?スポーツじゃないんだからさあ~戦ってどうするの。予選でしょう。あとさあ~、予選を追加してどうするのお~、もう一回予選やるの?追加じゃなくて通過でしょう、つうか・・・」
娘「え、『追加』は『つうか』って読むんじゃないの?」

ある日の会話 その二
娘「明日から学校だから、夏休みの計画表にサインしておいて~。」
私「わかった。明日の朝までにサインしておく。」
その夜、夏休みの計画表を見て私は「?」・・・「○月○日面後」めんご?めんごって何?近くにいた息子に見せたらやはりめんごって何?と聞かれたので、うーん多分「面談」のことだと思う、と私。その後、兄はその「面語」を写メしツイートで妹の馬鹿さ加減を暴露。「ちなみに妹の国語の成績は5です。」

ある日の会話 その三
息子「口内炎ができたんだあ」
私「痛いでしょう~」
息子「いや、痛くはないけど、気になるんだよね」
息子の顔を見たら、下唇の右側だけ腫れていて全体的に口がゆがんで変な顔になっていた。その場にいた妹が兄の顔を見て爆笑。
息子「だって、口内炎が邪魔で自然と下唇がでちゃうんだよ!」
娘「それって、口内炎じゃないじゃん!口の中じゃなくて、外にあるから口外炎じゃん!」
息子と私 「ほんとうだあ、口外炎だあ~。」 お馬鹿な娘に的を得たことを言われ、関心した兄と私でした。

2014年 さかみち 21号より
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