ネット・さかみち

女性活躍推進法が成立した年に/岩藤 温美

 このたび、東京都社会保険労務士会千代田統括支部の社会貢献委員会に入会させていただきました。
現在、当支部は6の委員会(総務・研修・広報・厚生・IT・社会貢献)で構成、私の所属する社会貢献委員会は今年度に立ち上がったばかりの新しい委員会です。
なお、平成27年7月発行の千代田統括支部会報第27号に『事業の目玉として新たに社会貢献委員会を立ち上げました。労働環境モニタリング、学校教育、成年後見、無料相談会の開催等を通じて区政、区民、社会に貢献しながら社会保険労務士の地位向上に努めます(以下略)。』と支部長の味園先生より活動内容の概要が紹介されています。
 私は、以前より
1.女性や次世代の方々が働きやすい環境、誰もが存分に能力を発揮できる職場環境の整備(企業の発展に人材は重要であり、職場環境の向上は一見、労働者を軸にしているように見えて、実は、労働者が能力を発揮することができる環境こそが企業の力、売上に大きく跳ね返ってくると考えています。)に興味があり、その支援及び推進をするWG(WorkingGroup)や委員会があればぜひ参加したい!
2.法律事務所勤務時に、事務所の弁護士、他事務所の弁護士が何らかの委員会に所属し、委員会活動を通じて社会に貢献している姿、また、事務所の事務局長がパラリーガルの勉強会の設立メンバーの一員として、本来の業務をこなしつつ法律事務所の事務職の資質向上にまい進している姿を見て、私も目の前の業務に取り組むだけではなく、何らかの活動を通じて、社会貢献ができる社会保険労務士になりたい!と考えており、縁あって今回の入会となりました。

 委員会の活動は、普段と違う視点から業務を見つめるよいきっかけになることでしょう。
本来の業務に一層の研鑚をすること、委員会の活動に取り組むことが今年の目標です。
折しも「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(女性活躍推進法)が8月28日に成立、このタイミングで、以前から自分が興味を持つ分野の活動をスタートできたことが、何かの巡り合わせ(?!)のような気がしてなりません。
女性活躍推進法は、企業に女性の採用比率や管理職の割合など数値目標の設定と公表を義務付けるものです。なお、300人以下の中小企業は努力義務となっています。(平成28年4月1日施行)
この法律で掲げる目標設定、仕事と家庭の両立を実現するためには、長時間労働、待機児童問題、上司・同僚・家族といった「人」の意識改革とさまざまな問題課題に着手していかなければなりません。なかなか険しい道です。 施行日の平成28年4月1日は、雇用機会均等法が施行してちょうど30年に当たります。
法の発展とともに私も成長していきたい。そして、1日の大半を過ごす千代田区に委員会活動を通じて寄与することができればと願っています。

2015年 さかみち 22号より
back close next