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少年野球、万歳!/中川 美弥

今年も春から長男の野球の練習と試合が続き多忙でした。特に今年の春で小学六年生となり、試合のスタメンとして出るようになったので本気モードです。うちの区では野球チームが十一チームあるのですが、その中でも長男の所属するチームが一番練習がハードです。火曜日から金曜日は毎朝六時から学校が始まるまでの時間、朝練があり一年生から六年生が集まって練習します。土日は朝五時三十分集合でお昼まで練習です。日曜日は毎週試合が入り、一日がかりの日もあり、まさに野球漬けです。五年生まではなかなか起きられず、泣きながら行ったり、小さいうちは冬など真っ暗なので一緒についていったりと大変でしたが、六年になり、上級生としての自覚もあるのか一人で起きて行くようになり、成長したなぁと感じます。それでも、おにぎりや飲み物を準備するので私も起きなくてはいけないのですが・・・。
 その練習の成果か、今年の春季大会では全勝で区大会優勝、高円宮賜杯学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントの都大会予選に参加できました。府中市民球場で開会式をして、その後トップ16までいくことができました。試合が始まると毎週土日、府中に行くので、二歳の娘をつれての移動は大変でしたが、試合観戦は楽しく、子供たちのやりとりもおもしろくて、男の子は野球などのスポーツをやらせると楽しめるなぁと思います。 その後、全勝で夏の区大会も優勝できて、八月にはザバスジャビットカップ少年野球大会(都大会)の開会式で東京ドームに行くことができました。残念ながら、ジャビットカップでは一回戦敗退でしたが、いい思い出となりました。(ちなみに一回戦目の相手は準優勝だったので、ほっとしました!)
 その翌週は早速、秋季大会に向けて、群馬の尾瀬近くで二泊三日の合宿です。私はお手伝いママとして初参加。一年生から六年生まで総勢四〇名程を引き連れて朝から晩まで練習三昧です。山に囲まれた良い空気の中、広々と練習する姿は青春そのもの!一日目は凍える寒さと雨の中で、二日目はうって変わって暑さの中で、三日目は涼しい中での練習となりどうにかすべての日程、練習ができました。最後は「フリフリ」という右に左に振る激しいノックをキャッチする、という練習でお開きなのですが、そのつらさに低学年の子たちは泣きながらキャッチします。その姿は涙なくしては見られません。
 この練習を糧に今年の秋季大会、区長杯(年間通じての総当たり戦)で優勝を目指し、グランドスラムを果たすのが彼の目標だそうです。どうしても野球中心だと土日が練習なので遠出や旅行ができないため、低学年の時は六年まで続けられるのか迷ったりしました。上の学年が小学校最後の運動会と都大会が重なって全員運動会を休むという事態を見て、あり得ない~と思っていましたが、今は迷わず都大会を選んでいると思います。それだけ一生懸命練習していますし、打ち込んできたんだと思います。
 来年は中学生。野球をやるのか、テニスをやるのか、はたまたバスケをやるのか、今悩み中のようですが、小学校時代、野球で鍛えられた早起き習慣、体力、礼儀を身に着けて、新しい生活を迎えてもらいたいものです。 野球を通じて、チームワークや協調性、毎日の朝練のつらさ、うまくいかないもどかしさや失敗、打てたりキャッチできたときのうれしさ、負けた悔しさ、勝った感動、多くのことを子供なりに学んだと思います。私自身も野球をやらせてよかったと思いますし、こちらもだいぶ楽しませてもらいました。あと半年のサポートの後は、卒団式。涙で「がんばったね。楽しませてくれてありがとう。」を言わせてもらおうと思います。

2015年 さかみち 22号より
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